任意後見契約をしていても、頼んだ人がきちんと手続きをしてくれるか分からないので不安なのですが・・・

  • 相談者 被後見人
 確かに、任意後見契約をするときは、本人(後見を受ける方)の判断能力がきちんと備わっている状態ですが、実際に後見が始まる時点では、本人の判断能力が不十分な状況になっているので、頼んだ人(任意後見人)が…

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「任意後見」とはなんですか?

 将来、認知症などにより判断能力が低下した場合に備えて、財産の管理や各種契約を代わりに行うことを、信頼できる人に頼み、これを引き受けてもらう契約を「任意後見契約」といいます。  任意後見契約は、安心し…

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『失踪宣告』ってなに?

 これまでの住所又は居所をいなくなった人(不在者)の生死が7年間明らかでないときに、家庭裁判所は利害関係人の請求により失踪の宣告をすることができます。  この場合、不在者の生存を最後に認めた日(会った…

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『相続』って、いつ始まるの?

 『相続』は、「死亡」によって開始します。  この「死亡」には、通常死亡のほか、失踪宣告により死亡したものとみなされる場合や認定死亡により死亡したものと推定される場合も含みます。  参照条文等  民法…

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『遺産分割』のやり方は?

大きく分けて次の3つの方法があります。 ①遺言による分割方法の指定  被相続人は、遺言で遺産分割の方法を定めることができます。  相続人は、遺言によって指定された方法に従って、具体的な分割を行うことに…

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『相続人』って、だれ?

 現在の民法では(※)、まず、被相続人に配偶者がいる場合、配偶者は常に相続人となります。 そして、配偶者と共に次の順序で相続人となります。 第1順位 被相続人の子  被相続人の子が、相続開始以前に亡く…

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『遺産分割』って、なに?

 遺産を「誰が」、「どのように」相続するかを具体的に決めることです。  相続が開始すると、相続人は、被相続人(亡くなられた方)の財産(遺産)を承継します。  このとき、相続人が数人いる場合、遺産は相続…

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